こんにちは♪なっちママです。
私の娘、なっちです(o^―^o)

筋強直性ジストロフィー
中度知的障害
自閉症スペクトラム症
※現在小学5年生
前回の記事
〈難病・知的障害の娘の記録〉
■【妊娠~出産】お腹が張らない妊娠と誘発分娩の記録
■【0歳~1歳】‟言葉がゆっくりな娘と療育体験記
■【2歳~5歳】幼稚園生活と母の葛藤
今回は、6歳~小学校就学時健診の体験を書きたいと思います。
※この記事は、なっちが就学前(現在11歳)だったころの体験を書いています。
就学時健診や通級の内容や仕組みは、地域によって違います。
あくまで参考までに読んでもらえたらうれしいです。
6歳の記録(年長さん)
年長さんになったなっち。
少しずつ周りの子との差が目に見えるようになってきました。
言葉や手先の不器用さ、コミュニケーションの面で、
「あ、ちょっと違うな」と感じることも増えてきました。

まだまだ幼くて、同級生と比べるとやっぱり差を感じる場面もあったなぁ。
行事の様子・手先の不器用さ
鼓笛の発表では中太鼓を担当しました。
できるのかなーとドキドキ。
なっちの様子は、
リズムが全然合っていなくて、ただ叩いてるだけ状態…
劇や踊りの発表の方が、楽しそうにしていたかな。
でも動きがちょっと独特だったけど。
そこは「個性」だと思って可愛いなーって思いました。

行事は楽しみだけど…
毎回みんなと違うところを見ると
ドキドキしたり
ショックを受けたり。
毎回目をそらしたくなりました。
ハサミや折り紙、絵を描くことはやっぱり不器用で、先生がそばについてサポートしてくれることが多かったです。
私は「まあ仕方ない」「きっと今だけ」
と目をつぶってしまっていました。
就学時健診前に小学校見学をしたこと
就学時健診の前に、療育の先生に声をかけてもらい一緒に小学校を見学しました。
『普通学級・通級指導教室・言葉の教室・支援学級(知的・情緒)』
それぞれの授業の様子を見せてもらって、なんとなく雰囲気をつかむことができました。
この時に見学をしておいたので、小学校の支援について少しだけイメージが持てた気がします。
就学時健診の記録
就学時健康診断とは?
小学校に入学する前(年長さんの秋ごろ)に行われる健診のこと。
入学後の学校生活を安心して送れるように、健康や発達の状態をあらかじめチェックしておきます。
内容は、内科健診・歯科健診・視力・聴力・発達の様子の確認など。
※健診の内容や実施時期は、市町村や学校によって異なります。
就学時健診の当日~翌日のこと
年長さんの10月上旬にありました。
就学時健診の日は、親と子でそれぞれ別の場所に分かれて行動しました。
子どもたちは体の検査や視力・聴力のチェック、言葉の発音の検査、簡単な知能検査などを受け、保護者は体育館で書類を受け取ったり説明を聞いたり。
なっちは、私と離れるときにちょっと不安そうな顔・・・
なんとか同じ幼稚園の子が近くにいてくれたおかげで、そのあとは落ち着いて検査を受けられたようです。
そして、検査の翌日・・・学校からの着信・・・
「少しお話があります。学校に来ていただけますか?」
特別支援コーディネーターの先生からの電話でした。
その言葉を聞いて、ドキッ!
何かあったの?と、一気に心臓バクバクでした。
声がかかると思っていましたが、学校から呼び出しがあるとは思っていなくて怖くなりました。
「知的支援級」と言われて
翌日、学校に行き話を聞きました。

就学時健診で気になるところがあったので、お話させてください。

(なんだろう……)
はい、お願いします。

なっちさんですが、知的支援級をおすすめします。

……支援級、ですか?
(頭が真っ白になって、言葉が出ませんでした)
なっちは、言葉の遅れがあり発音もまだ不明瞭なこともあったので、言葉の発音の訓練をしてくれる「言葉の教室」の通級をすすめられるのかな、と思っていました。
まさか支援級に声がかかるとは思っていなくて……。
正直、とてもショックでした。
そのときの私は、なっちがそこまでとは気づいていませんでした。
いや、気づくことはあったのですが、私が現実から逃げていたんですよね。
先生の言葉で、初めて現実を突きつけられた気がしました。
もちろんその場ではすぐに答えが出せず、パパと話し合うために後日連絡をすることに。
情けない話ですが、あのころの私は正直「支援級」に少し偏見をもっていたんだと思います。
みんなと同じじゃないと・・・
って。
ショックで涙が止まりませんでした。
支援級に入らない選択をして
支援級に入るかどうかの選択は、3日以内という、とても短い期間でした。
(そんな大切なことを3日で決められるかー!!とすごく焦った・・・)
たくさん悩んでパパと話し合って、
支援級に入らない選択をしました。
当時は、なっちの可能性を信じていたこと、
そして「普通学級にいないと、同級生との関わりが減るのでは」と思っていたこともありました。
でも、今思えば「入学のときから支援級でお世話になればよかった」と感じています。
特別支援の先生に支援級に入らない選択をしたことをお話すると、
「親御さんが納得した形が一番いいですよ」と、私たちの気持ちを尊重してくださいました。

子どもだけでなく、親の気持ちにも寄り添ってくれる
本当に優しい先生です(涙)
今でもお世話になっています。
「通級指導教室」に通う選択をしたこと
小学校を入学して、なっちは普通学級に在籍し、学校内にある「通級指導教室」と「言葉の教室」に通うことになりました。
通級指導教室とは?
普段は通常の学級に在籍しながら、週に1〜2回だけ別の教室で特別な支援を受ける制度のことです。
■言語通級(言葉の教室)
・発音や言葉の理解・表現をサポートしてくれる教室です。
・先生と1対1、または少人数で練習します。
■情緒通級
・気持ちのコントロールや人との関わり方など、‟心の部分”や‟学校生活の適応”を支援してくれる教室です。
・学習面だけでなく、安心して学校生活を送るためのサポートもしてもらえます。
※通級の内容や通う頻度・対象は、地域や学校によって異なります。
気になる方は、お住まいの市区町村や学校に確認してみてくださいね。
支援級に入らない決断につきまとった不安
「これでよかったのかな」と不安がずっとありました。
普通学級でみんなと同じようにできるのか。
クラスの子とコミュニケーションがとれるのか。
そんな不安があったのに、選んだのは普通学級。
支援級をすすめられたのに。
今振り返ると、私は“周りの目”を気にしていました。
それで、普通学級を選んでしまったのだと反省しています。
毎日学校に通うのはなっち。
だからこそ、なっちにとって一番いい環境を選ぶべきだったと、今は強く思います。
のちの話ですが・・・
結局、1年生の2学期から「知的支援級」に在籍することになりました。

このころは、本当に不安で悩んで…情緒グラグラ(笑)
でも、2学期から支援級に入ってのびのびと学校生活を楽しんだり、できることが増えたり♪
今ならはっきり言えます!
支援級は、子どもが安心して自分らしく過ごせる素敵な場所です♡
まとめ
支援級に入るか、普通学級にするか。
本当にたくさん悩んで、たくさん迷いました。
結果的には、入学時は普通学級に在籍しながら、通級とことばの教室に通う形を選びました。
これでいいのか不安ばかりだったけれど、当時はこれが精いっぱいの答えでした。
でも振り返れば、あの選択も私たちにとって大切な一歩だったと思います。
読んでいただきありがとうございました♪



