難病・知的障害の娘の記録【小1・1学期】普通学級での学習の壁＆支援級へ転級するまでの話

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こんにちは♪なっちママです。

私の娘、なっちです(o^―^o)

なっち

筋強直性ジストロフィー
中度知的障害
自閉症スペクトラム症
※現在小学５年生

今回は、小学校入学から支援級に転級したことを振り返りたいと思います。

〈小学校入学〉１学期の記録

就学時健診の後、支援級を勧められたものの、私たち親の判断で普通学級に在籍することになったなっち。

小学校に入学後、普通学級に在籍しながら学校内の通級指導教室、

情緒通級教室 と ことばの教室

に週1回ずつ通いました。

〈普通学級の様子〉
クラス内にいるサポートの先生（支援の先生）に見守ってもらっていました。

サポートの先生から、授業中にさりげなくフォローしてもらったり、準備や片付けなど生活面でも支援してもらったりとたくさん助けていただきました。

〈通級指導教室の様子〉
通級の先生からは、何か気づいたことがあると電話でこまめに連絡をもらっていました。

また通級の日は、それぞれの教室の連絡ノートで活動の様子を教えてもらうなど先生とやり取りをして、いつもとっても安心できました。

なっちママ

なっちは、初めは緊張してそれぞれの通級に通っていました。
でも、すぐに慣れたようで毎週楽しみにしていました♪
私も通級の日は、なんだか安心した気持ちでいました。

しかし、
普通学級の授業についていくのは、やはり簡単ではありませんでした。

夏休み前の個人懇談で、担任の先生から学校の様子を教えてもらいました。

想像以上だったので、驚きとショックでした。
（実際はもっといろんなことを言われた気が・・・ショックでうる覚え）

そして次のように言われました。

担任

このままではなっちさんはほとんど△です。
クラスの△をなっちさんが全部もっていくと思います。
（↑この言葉にグサッっときた…）

体力テストの成績もご覧ください。
（体力テストの成績を見せながら）
ほら、こんなにできていませんよ。

担任の先生は、元々冷たい言い方をすることは知っていましたが…
言葉がきつくてすごく傷つきました。

懇談の後、涙が止まりませんでした。
（その後の通級の先生の懇談で大泣き。）

でもこの懇談のおかげで「このままでは、なっち自身がもっと困ってしまう」と現状を知るきっかけにもなりました。

そしてのちに、支援級へ移る決断 につながる大きなポイントとなりました。。

懇談でなっちの現状を知り、夏休みの間にパパとたくさん話し合いました。

そして、2学期から支援級に入ることを決めました。

支援級の先生は、就学時健診のときにお世話になった先生で、安心して任せられる方です。

支援級の先生に転級したいことを伝えると、温かく迎え入れてくださり、手続きや支援級の過ごし方など、とっても丁寧に教えてくれました。

支援級にかわることは、すごくドキドキしましたが、安心感が半端なかった！！

もう、同級生のみんなと同じようにやれなくてもいいんだ、と。

■支援級では、なっちの学力・性格に合わせてもらえて、安心して自分らしく学べる環境を得ることができました。

■体育・音楽・図工は普通級に戻って学ぶこともでき、支援級に入ることに抵抗なくすぐに慣れました。

■当時のなっちの支援級は、1～6年生まで在籍しており、お兄さんお姉さんとの交流や経験を通して、勉強以外でも多くのことが学べました。

■支援級の先生からは、
・できることをその都度教えてもらえる。
・宿題のやり方をこまめに連絡してもらえる。
など、頻繁に連絡をくださり、親としても安心して任せられました。

■学習面だけでなく、生活面やコミュニケーションの力も伸び、親としても本当に支援級に入ってよかったと感じています。

支援級の先生に鉛筆の持ち方を指摘され、「鉛筆の持ち方グリップをつけるといいですよ」と勧められました。
先生がおすすめしていたグリップがこちらです👇

リンク

1学期は、普通学級での学習の壁に直面しながらも、通級や支援の先生方のおかげで、なっちなりにたくさんの成長がありました。

懇談での担任の先生の言葉はショックでしたが、それがきっかけで「今のままではダメだ」ということに気づくことができ、支援級への転級という大きな決断につながりました。

支援級に入ってからは、なっちに合ったペースで学べるようになり、親子ともに安心して学校生活を送れるようになりました。

なっちが安心してのびのび過ごせるようになった今、支援級へ移った選択は本当に正しかったと感じています。

読んでいただきありがとうございました♪