なっちは見た目では分かりにくいけれど、障害があり配慮が必要だと感じるときがあります。
そのため一緒に外出するときは、
他の人に迷惑をかけないかな・・・
人の目が気になるな・・・
など、少しだけ気を張ります。
そんな中で、わが家が使っているのがヘルプカードです。
きっと見たことがある人も多いかと思います。
わが家の娘の場合は必要な時だけ、カバンなどに身につけるようにしています。
この記事では、ヘルプカードを身につけてみて感じたことや付き合い方について、実体験をもとに書いています。
ヘルプマークとは
ヘルプマークとは・・・
・障害や難病の人、人工関節や義足を利用している人、妊娠初期の人など、配慮や手助けが必要な人が、周囲に伝えるもの。
・「見えない障害」への理解を求めるためのもの。
見た目では分かりにくい困りごとを、言葉で説明しなくても伝えられるように作られたものです。
『ヘルプカード』
というものもあります。
ヘルプカードは、
困ったときに自分がどんな配慮や手助けを必要としているか、
連絡先など・・・
文字で伝えるためのカードです。

ヘルプマークよりも、具体的な内容を相手に伝えられるのが特徴です。
ヘルプマークの配布場所について詳しく知りたい方は
👉こちらに詳しく載っています。
ヘルプマークを使いはじめた理由
なっちがヘルプマークを使うようになったのは、療育手帳を持ってから、しばらく経ってからでした。
療育手帳をもらった頃(低学年まで)は、出かけたときに困ったりすることなどあまりなく、正直なところ、特に使う必要を感じていませんでした。
なっちは一見すると、障害があるようには見えないこともあったためです。
優先席が使いづらかった話
電車の優先席を使うとき、「使っていいのかな……」と感じることがありました。
なっちは病気の影響からか疲れやすく、移動中に座らせてあげたい場面は多いです。
それでも、外から見ただけでは分かりにくく、周囲の視線が気になってしまうこともありました。
そんな“使いにくさ”を感じる中で、見た目だけでは伝わらない困りごとを、どうすれば周囲の方に知ってもらえるのか。
そのひとつの手段として、ヘルプマークのことを調べるようになりました。
市役所でもらったヘルプマーク
市役所に相談し、ヘルプマークをいただきました。
市役所の方は、ヘルプマークのことを丁寧に説明してくださいました。(その際、手帳を見せるなどの手続きはありませんでした)
ヘルプカードもいただきました。
なっちの場合、近所のお出かけや買い物などでは使っていません。
遠くのお出かけや旅行など、人の多い場所に行くときに使っています。

【体験談】ヘルプマークをつけてからの安心感
ヘルプマークをつけていると、周りの視線がマークに向いているのが分かります。
なっちが少し変わった言動や行動をしても、「理解してもらえているな」と感じることが多く、親としてとても安心します。

優しい目で見守ってもらえることも多く、ありがたいなと思っています。
電車の優先席が使いやすくなった
疲れやすいなっちにとって、電車の優先席はとても助かります。
以前は、座りずらい場面が多くありましたが、ヘルプマークをつけるようになってから、気持ちが楽に使えるようになりました。
”当たり前”と思わず、ありがたくいつも座らせてもらっています。
パパとの外出で一番助けられたこと
一番ヘルプマークに助けられているのは、
パパとなっち
二人でのお出かけです。
なぜかというと…
なっちは、一人でトイレに行くことができません。
一人になることが怖くて、どうしても一人になれないのです。
そのため、パパと二人のときは、「多目的トイレ」を使わせてもらっています。
親子ですが異性同士ということもあり、周りの目を気にして、パパはずっとトイレ問題に悩んでいました。
(変なニュースなど見かけたりするので・・・)
でも、ヘルプマークをつけるようになってから、周りに示すことができるようになり、安心してトイレに行けるようになりました。
優遇してほしいわけじゃない!
ヘルプマークをつけているからといって、特別扱いをしてほしいとは思っていません。
「なんでも許されると思っている」
そう思われたら嫌だな…という気持ちもあります。
(過去に、そういう発言をしている人がいたので・・・)
なので、
本当に困ったときだけ使う!
それが、わが家のスタンスです。
もしも・・・のときの安心
ヘルプマークは、
災害時や、親と離れてしまったときなど、
もしもの場面でも役に立つと感じています。
自分から状況を説明するのが難しいときでも、「配慮が必要なこと」がひと目で伝わることで、周囲の大人や支援につながるきっかけになると思っています。
そういう意味でも、ヘルプマークはトラブルを防ぐためのものというより、
いざというときのための“お守り”のような存在
だと感じています。
持っているだけで、親としても少し安心できる存在です。
まとめ
今回は、わが家がヘルプマークを使ってみての実体験を書きました。
なっちはよく
「なんで、これつけるの?」
と聞いてきます。
「困ったときに、見守ってもらうためだよ」
そう伝えています。
きちんと伝わっているかは分からないけれど、その都度、話すようにしています。
ヘルプマークは、必要なときに頼れるもの。
そのときの状況や、本人の気持ち、家族の考えに合わせて、「必要だな」と感じたときに、そっと支えてくれる存在です。
わが家にとっては、心強いお守り。
周りの方や世の中に感謝しながら、これからも使わせてもらいたいな、と思います。

