夏の終わりが近づくころ、家の中で
“ほこりやゴミかと思ったらコオロギ”!!
なんて経験のある人は思います。

わが家でも去年あたりから、玄関・リビング・洗面所などでコオロギを見かけるようになりました…
「なぜだろう?」と思いながらも調べてみたところ、コオロギが家に入ってくる理由や“侵入ルート”が分かってきました。
この記事では、わが家での実体験を交えつつ、コオロギが家に入る原因と、その防止・対処法をまとめます。
なぜコオロギが家の中に入るのか
涼しさ・寒さを避けて「暖かく湿った場所」を求めている
コオロギは、外の気温が下がってくると、暖かさや湿気を求めて家の中に入りたがる傾向があります。
水分や湿気のある場所を好む
湿気・水たまり・エアコンの排水ホース、植木、プランターの下、地面や石の下などは、コオロギにとって快適な隠れ場所になりやすいようです。
明かりに引き寄せられや
夜の屋外灯や家の窓からの光に誘われて、玄関や窓から近づいてくることがあります。
わが家でも
『朝晩が涼しくなってきた頃から目撃が増える』
『庭の石の下やプランターの下、人工芝の下にいた』
など、まさにこのパターンでした。
どこから入ってくる? — わが家でよく見かける場所と侵入経路
わが家でコオロギをよく見かける場所と、その理由を以下のように整理しました。
| 発見しやすい場所 | 見かける理由・原因(推測含む) |
|---|---|
| 玄関(靴箱の下/傘立ての後ろ) | ドアや靴箱の隙間、小さなすき間から侵入。子どもがドアを開けっぱなしにすることが多いため。 |
| リビング | 玄関から入って暖かいリビングに移動。窓・ドアを開けることで侵入しやすくなる。 |
| 洗面所 | 湿気があり、暗く、コオロギが好みやすい。水まわり周辺は要注意。 |
| 庭まわり(石の下・プランター・人工芝の下) | 外の隠れ場所から、夜間やドアを開けた隙きに家の中へ。 |
特に、玄関で一番多く見かけます。
次にリビング、洗面所の順です。
家の中が暖かく湿気のある場所は、コオロギにとって快適な“避難所”になっているように思います。
わが家の対処方法・見つけたらどうするか
わが家で実際にやっている対策&対応(+おすすめの方法)をまとめました。
見つけたらすぐ捕まえる
・ティッシュでそっとつかむ。
・トイレットペーパーでつかみトイレに流す。(おすすめ!)
・「怖い」「触りたくない」人は、市販の虫スプレーを使うのも有り。
家の“入り口”をふさぐ・隙間をなくす
・ドア下や窓のすき間は、隙間テープなどでしっかり封鎖。
・基礎や窓枠、配管周りなど、家の外まわりの ひび割れや小さな隙間をチェック。
→こうした“わずかな穴”から侵入されることが多い
・庭や家まわりの植物・プランター・石・人工芝などを確認し整理整頓する。
→これらの場所は、コオロギの隠れ場所になりがち
・エアコンの排水ホース(ドレンホース)に虫よけキャップをつける。
環境を“コオロギにとって住みにくい”ようにする
・家の中&屋外の湿気・水たまりをなくすようにする。
・夜間の明かり(白色・明るめのライト)を控える。
→屋外灯は、黄色みのある電球に替えると効果的。
害虫対策アイテムを使う(必要なら)
・粘着トラップや粘着シートを玄関付近や窓・隙間そばに設置。
コオロギが通りやすい場所に効果的。
・市販の虫よけスプレーや忌避剤を、子どもやペットへの安全性を確かめたうえで使う。
なぜ”コオロギが増えているのか”
私たちがコオロギを多く見かけるようになったのは、夏の終わり〜冬に向かう“気温・湿度の変化”が大きな原因といわれています。
- 外が冷え始める
→ コオロギが暖かく湿った室内を求めるようになる。 - 夜が長くなり、明かりをともす時間が増える
→ 明かりに誘われて屋外から家に近づきやすくなる。 - 雨や湿気
→ 庭の石や植木の下など湿った隠れ場所が増え、そこから侵入する。
だからこそ毎年、『夏の終わり〜冬は注意』となります。
わが家の経験からのアドバイス
・「ほこりかゴミかも?」と思うほど、小さくて見つけにくいこともあるのでよく観察しましょう。
・玄関の靴箱、ドアの下のすき間、窓の網戸のレール、洗面所・水まわり、庭の石やプランターの下
→ここを重点的にチェックするといいです。
・子どもがドア開けっぱなしにしがちなら、コオロギが家に入ってくることを説明し「開けたらすぐ閉める」の習慣づけを家族みんなで確認しましょう。
・見つけたらすぐに退治する!放置しておくのは気持ち悪いですし、早めに対応すると、あとがラクになります。
まとめ
夏の終わり〜冬にかけて「コオロギが家に入ってくる」は、決して珍しいことではありません。
でも、ちょっと注意して
「侵入経路をふさぐ」
「湿気や明かりをコントロール」
「隠れ場所をなくす」
といった対策をすれば、減らすことができます。
子どもがいる、家の出入りが多い家では、尚更“ちょこっとした配慮”が安心につながります。
できることから試してみて、コオロギの心配を少しでも減らしていきましょう。



