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小学校へ入学するタイミングで、「普通学級にするか、支援級にするか」は多くの家庭が悩むところだと思います。
わが家も、就学時健診のあと支援級を勧められて、たくさん悩み考えました。
悩んだ結果、普通学級を選択。
小学校入学時は普通学級に在籍しましたが、結局ついていけず困り事も多かったので…
2学期から知的支援級に転級しました。
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今回は、実際に知的支援級に通わせてみて感じた「よかったこと」「気になったこと」を、体験談を交えてまとめます。
※この記事では「知的支援級」の体験談をまとめています。
情緒支援級とは、学習内容やサポートの重点が異なる場合があります。
※わが家(なっち)の体験談をもとに書いています。
支援級の様子や支援内容は学校や先生によって大きく異なるため、あくまで一例として参考程度にご覧ください。
知的支援級とは?
知的発達に遅れのある子どもが、無理なく学べるようにサポートする特別支援学級のひとつです。
少人数で、子どものペースに合わせた学習や生活面の支援が受けられます。
- 分からないところは、ゆっくりていねいに教えてくれる。
- できること・好きなことは、その子のペースで伸ばしてくれる。
- プリントや課題も、その子に合わせて工夫してくれる。
- 身支度や生活面も、必要ならそっと手助けしてくれる。
「みんなと同じスピードでやるのがしんどい」
「基礎をじっくり身につけたい」
という子に向いています。
知的支援級のメリット|実際に通って感じたこと
支援級の仕組みや関わり方は、学校や先生によって違いがあります。
あくまでも「なっちの場合」の記録として読んでいただければ幸いです。
少人数だから、細かいところまで見てもらえる
なっちは普通学級だと周りのスピードについていけないことが多く、困っていても気づいてもらえないことがありました。
支援級は少人数ということもあり、先生が一人ひとりの様子をよく見ていてくれます。
小さな困り事でも、すぐにサポートしてくれます。

気持ちの変化や疲れ具合にも気づいて声をかけてもらったり、無理をせず進めてもらったりと、安心して通うことができています。
その子のペースに合わせて学習を進めてもらえる
〈なっちの場合・・・〉
・なかなか算数が理解できず、現在(小5)でも低学年レベルの問題の勉強をしています。
・音読では、学年が上がるにつれて文字が細かく、文章も長くなり、なっちには負担大。
そのため”簡単な文章に変える”、”教科書の一部分だけ読む”など、負担の少ない形に調整してもらいました。
・漢字は、ハードルが高かったです。でも担任の先生が「生きていくうえで、書けるより読めることのほうが大事!」と言ってくださり、まずは漢字を読むことを中心にすすめていきました。
無理なく続けられることで、「できた!」という成功体験が増えて、自信になる!
これにより、学習への拒否感も減りました。
役割がたくさん回ってくるので、自信につながる
普通学級だと人数が多かったり、逆に手を借りてばかりだったりすることが多いです。
しかし、支援級だと
給食当番、日直、掃除の役割など、なかなか経験できない役割が頻繁に回ってきます。
そして、『自分のペース、自分の力』で行うことができます。
なっちも「今日はこれやった!」と嬉しそうに話してくれることもあり、
役割を任される → 達成できる → 自信につながる
という良い循環が生まれました。
普通学級にはない「生活単元学習」「自立活動」
■生活単元学習とは…
・生活に身近なテーマ(買い物や調理、掃除など)を扱いながら、コミュニケーション・数の理解・社会性・手順の見通しなどを総合的に学ぶ授業です。
・実際の生活につながる力を、体験を通して身につけていくのが特徴です。
〈なっちの学校の授業内容〉
- おやつを買いに行く。
- 掃除の仕方
- ミニ行事(夏祭り・クリスマス会など)の準備
- 調理活動
- 季節の飾りつけ
- 畑のお世話
- 電車やバスに乗って出かける。
など…
■自立活動とは…
・一人ひとりの特性や困りごとに合わせて行われる授業です。
・姿勢・目・耳からの情報の受け取り方、コミュニケーション、体の動かし方などを育てていきます。
・日常生活や学習でつまずきやすい部分をサポートする時間です。
〈なっちの学校の授業内容〉
- 姿勢保持の練習
- ストレッチ運動
- 手先の運動(はさみ、箸、鉛筆など)
など…
どれも楽しく学べる活動が多いです。
なっちは、校外に出て買い物をしたりバス・電車などの乗り物に乗ったりする体験をいつも楽しみにしていました。

これからの生活に役立つことばかりで、実生活に直結する力が育つのがとても良い点です♪
先生との距離が近く、安心感がある
少人数だからこそ、先生との関係性が深まり、子どもの気持ちや特性を理解したうえでサポートしてもらえます。
- 小さな困りごとも相談しやすい。
- 家庭で感じた不安も伝えやすい。
- 成長を一緒に喜んでくれる。
先生が“強い味方”になってくれるのは、支援級ならではの大きなメリットです。
ただし…
先生との相性は、誰にでもあります。
私も過去には悩んだことがありました。
そんな時は、一人で抱え込まずに、他の先生や支援の方に相談してみるだけでも心が軽くなります。
学校全体で見守ってもらえる環境
支援級は、特別支援コーディネーターや他の教員とも関わる機会が多く、
「校内で名前や顔を覚えてもらえる」「困った時に周りの先生も気にしてくれる」
など、学校全体でサポートしてもらえる安心感があります。
知的支援級のデメリット|実際に通って感じたこと
人との関わりが少なくなりがち
少人数のメリットがある一方で、関わる相手が限られため、友達の幅が狭くなることがあります。
(普通学級にいき、授業を受けたり一緒に行事を行うこともありますが…)
特に
「同学年の友達を増やしたい」
「普通学級での交流を大切にしたい」
と考える家庭には気になる部分かもしれません。
普通学級との進度差で感じる不安
支援級は個別学習が中心なので、普通学級と学習内容が異なる場合があります。
そのため、
「将来的にどうつながるの?」
「進路はどうなる?」
など、親として不安に感じることもありました。
支援級の雰囲気&先生との相性
■先生との相性やクラスの雰囲気で、子どもの居心地が変わります。
・良い先生だと安心して伸びる。
・相性が合わないと不安が増える。
👉これは、支援級に限らずどの学級でもあることですが、支援級は少人数のため影響がより大きく感じられることと思います。
■支援級の先生は全員が必ずしも”支援の専門家”とは限らず、経験の浅い先生もいることがあります。
・実際、わが家の場合もそういう年もありました。
・そんな中でも、試行錯誤しながらも子どもを支えてくれる先生もいました。
・保護者としても、先生と連携しながら進めることが大切だと思います。

先生やクラスの雰囲気が、うまく合わない場合もあると思います。
それでも、先生と連携を取りながら、子どものことを第一に考えることが大切です。
まとめ
支援級は、
- 丁寧な学習サポート
- 個々に合わせたペース
- 楽しい生活単元
- 役割経験の多さ
- 先生との密な関わり
こうした点が本当に大きく、支援級に転級したことは、なっちにとって良い選択だったと感じています。
もちろん注意点もありますが、「子どもの特性に合う環境」 であるかどうかが一番大切!
もし同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。



